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人民元が切り上がった場合の影響



依然として人民元は対ドルに対して高い水準をキープしているため人民元安状態が続いています。



2007年までは欧米から人民元の切り上げを求む声が強かったことから、実際に米政府からの
中国当局に対して圧力がかかったのですが、屈することなく現在に至っています。



この時期は連日のように『上海外為市場で人民元は対ドルで切り上げ後の最高値を更新しました。』
と実際に報じられていました。今では主要国からの圧力もかなり弱まっています。



なぜ、人民元に対して切り上げを強く要求するのか、また切りあがってしまうとどいうった状況になる
のかについて誠に簡単ではございますが、解説させていただきたいと思います。



基本的に通貨を切り上げるということはどういう意味かといいますと通貨の価値を上げるということです。
分かりやすく日本円とドルの関係で説明させていただきます。


例えば円安が進み1ドル=200円の状態と仮定します。


1ドルで200円分の買い物ができます。


今現在は1ドル=98円ですので、比較すれば分かるとおりドルを保有している人は沢山のものが購入
できるので日本から海外への輸出が活発化します。



極端に日本から海外への輸出が進むと世界中の国々が対日本との貿易で赤字を大きく計上することに
なりますので、適正な貿易を望むために通貨の切り上げを望みます。



通貨の価値を例えば50円上げると1ドル=150円になります。50円も円高が進むことにより、海外から
の注文が減るので輸出は当然のことながら減ることになります。



中国金融当局は国内市場でドルを買い集め(為替介入)ることでドルと半ば強引にペッグしていますので、
中国はインフレが酷く、食品だけでなく日用品全般が高騰しています。



このため人件費が急騰していまして、すでに欧米の企業は中国市場から撤退していますが、日本の主要企業
は今から本格的に進出するところですので、今後どのようなことになるか考えただけで恐ろしいです。





テーマ : 人民元
ジャンル : 株式・投資・マネー

tag : 外国為替市場 人民元 外貨投資

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